お風呂のカビを防ぐ方法!習慣にしたい3つのコト

お風呂のカビを防ぐために

1日の疲れを癒やすお風呂は、現代人の生活において欠かせない大切な場所ですね。
しかし、密閉された状態になりやすい浴室は、日々水を使う上、高温多湿という、家の中で最もカビが生えやすい場所でもあります。
どうすればお風呂にカビが生えるのを防ぐことができるのか、水回りのプロの視点からアドバイスをお伝えします。

カビを防ぐ習慣

こまめに換気をする

窓を開け、換気扇をまわすカビは高温多湿の場所を好む性質があり、空気中の水分が多いほどカビは発生します。そのため、カビの予防においてまずやるべきことは「浴室に湿気がこもるのを避けること」。そのためにも、以下のポイントに気を付けましょう。

窓を開け、換気扇をまわす

窓がある場合は、お風呂を使用した後は、窓を開けるようにしましょう。全開にする必要はありませんので、空気の通り道を作ってください。一番簡単で、お金もかかりません。また、浴室に換気扇がある場合は、お風呂を使っていないときでも積極的に稼動させるようにしましょう。空気の流れを促し、効果的に換気を行なうことができます。窓と換気扇をあわせると、より効果的に換気することができます。換気扇がないお風呂に、新しく換気扇を設置する工事も可能です。お住まいによっては、24時間換気システムが備えられている場合があります。電気代がもったいないと止めてしまう方もいらっしゃいますが、電気代は月に数十円~数百円程度です。住居内の空気の循環を妨げないよう、常に稼働させておくようにしてください。

24時間換気機能

最近の建築物は気密性が高く、換気が不足しがちなライフスタイルもあいまって、結露やカビ、シックハウス症候群などの問題が取り上げられるようになりました。
改正建築基準法の施行により、原則として建築物には、機械換気設備の設置が義務付けされています。例えば住宅の場合、いわゆる24時間換気システムなどがこれにあたります。

24時間換気システムとは、一般的な換気扇とは別に備えられた、住居全体の空気を常に換気する機能です。具体的には、一時間に部屋の半分以上の空気が入れ替わるようになっています。
気密性の高い住居内の空気がこもるのを防ぐシステムで、24時間とあるように、常に稼働させておく必要があります。

メーカーや形式にもよりますが、浴室や洗面所に24時間換気システムが備えられている場合があります。浴室の換気も自然に行うことができ、カビが生えにくくなります。

浴室の扉をきちんと閉める

使用した後の浴室は、水蒸気が充満しています。扉を開けっ放しにすると、余計な湿気が室内に入ってしまいます。浴室の中で安定した換気ができるよう、浴室の扉はきちんと閉めておきましょう。

浴室に湿気を溜め込まない

浴室の湿度が急激に高まるのは、浴室を使った後。逆に言えば、お風呂から上がった後の処置次第で、カビの繁殖を抑制することが可能です。ここでは「換気」以外の方法を紹介します。

お風呂を使用した後は、バスタブのお湯を抜く

お湯を張ったバスタブお風呂に入った後、バスタブに残ったお湯はどうしていますか?
地震等の非常時に備えて、浴槽にお湯をためておくという方もいらっしゃると聞きます。万が一の時には有効でしょうが、カビ対策としては、おすすめできません。

入浴後の浴室内は、急激に湿度が高まっている状態です。バスタブのお湯を残したままにしていると、浴室内の湿度が下がらず、カビが繁殖しやすい状態になります。
カビを防ぐためには、お風呂を使ったあとはバスタブのお湯を抜く、ということを心がけておくとよいでしょう。

ちなみに、「お風呂の水を1回で捨ててしまうのはもったいないので、翌日も追い炊きして使っている」という方がいますが、個人的にはあまりお勧めできません。
というのも、実はお風呂の追い炊きはエネルギー効率が悪く、ゼロから同じ量のお湯を入れるときと比べ、はるかにたくさんのガスや電気を消費するからです。
水道代を節約したつもりで、ガス料金が高くついていることがありますので、ご注意ください。

冷たいシャワーで浴室を洗い流す

浴室を使った後、冷たいシャワーで浴室全体を洗い流すのも効果的です。
浴室にお湯が大量に付着している状態だと、水が蒸発して室内にこもって湿度が高くなり、カビが増殖しやすい環境となりますが、水が冷たくなっていれば湿度は高くなりにくいからです。

壁や床の水をふき取る

換気扇がない浴室など、換気をするための設備が不十分な場合でも、浴室に湿気がこもるのを防ぐ方法はあります。それは、浴室の使用後に壁や浴槽の水をふき取ること。
湿気が長時間こもるのを防げるので、効果的です。
少々面倒に感じられるかもしれませんが、さっと拭くだけなので簡単ですしお金もかかりません。習慣づけてしまいましょう。

汚れをためない

汚れをためないカビは菌の一種です。どこにでも浮遊しているので、すべてを遮断するのはむずかしい存在。予防のためには、カビのエサになる汚れをためないということが大切です。育ちやすい環境が整うと、一気に増殖してしまうので、カビを防ぐためには、見つけたらすぐに取り除くことが大切です。
とくに、浴室に多い黒カビは汚れが目立ちやすく、染みが広がると美観を損なってしまいます。カビ汚れを見つけたら放置せず、すぐに対処しましょう。こまめに掃除をすることで、カビが染みついて、こすっても落ちないということは避けられるでしょう。

その他、もっとお風呂を快適に使うために

防水パンの掃除

お風呂を快適に使うためにユニットバス(システムバス)は、名前の通り、壁や床、浴槽、カウンターなど複数のパーツを組み合わせからなっています。このユニットバスには、ご家庭でも浴槽を取り外してお手入れすることが可能なものがあります。

浴槽の下は、防水パンと呼ばれる床があります。エプロンと呼ばれる浴槽の側面パネルを取りはずし、浴槽下のお手入れを行います。
在来工法のタイル張り浴槽では、エプロンの取り外しができません。また、ユニットバスでも、浴槽下に防水パンがないタイプもあります。
賃貸物件用のユニットバス、マンションや戸建て向けのユニットバスなど、製品によってエプロンの形状や脱着方法は異なりますので、お使いになっているシステムバスのメーカーの取扱説明書をご確認ください。

いくら目に見える場所を掃除してもにおいが取れない場合、防水パンに垢や石けんカスなどの汚れが溜まり、カビが発生していることがあります。
普段は、なかなか浴槽を取り外すことはないと思いますが、年に1~2回ほどの頻度で、定期的にお手入れされることをお勧めします。見えない部分にカビが増殖するのを防げますし、より気持ちよくお風呂を使えると思います。

カビが発生しにくい素材のお風呂

現在、浸透しているユニットバスは、旧来から使われていた在来工法の浴室と比べると格段に水はけがよく、カビがつきにくい構造になっています。
水はけのよい素材を使ったものや、防菌抗菌加工の施された壁や床など、年々バリエーションも豊富になっています。
長年使ったタイルの目地にこびりついたカビはなかなか落とすことができないので、思い切って浴室そのものをリフォームしてしまう、というのも一つの手段かもしれませんね。

お風呂のカビを防ぐために気をつけたい習慣をご紹介してまいりましたが、いかがでしょうか。
ひとつひとつは簡単なことなので、ぜひ習慣をつけて、きれいな浴室で快適なバスタイムを楽しんでくださいね。

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