バスルームの掃除はカビ対策に尽きるといっても過言ではありません。
カビの要因は「栄養」、「水分」、「温度」の3点セット。入浴時には温水のほか、人の垢や石鹸カス、水垢という「栄養」がいっぱいです。梅雨はもちろん、結露しやすい冬場も要注意です。
最低限のお手入れとして、最後にお風呂を出る人は、床と腰の高さ以下の壁面に水のシャワーをかけること。温度を下げるためお湯でなく水をかけます。その後タオルで拭いて水気をとっておけばなおよいです。専用雑巾でなくても体を拭いた後のタオルで拭いて、そのまま洗濯すれば楽。それから換気扇を回し、防犯上問題ない範囲で窓を開けるなどして常に乾燥を心がけましょう。できれば入浴直後に15分くらい窓を開けて暖かい湿気を逃がすと効果的。カビはもちろん、結露防止にもなります。
浴槽も、入浴の最後、お湯を抜く時にタオルで拭けば、汚れが軽いので洗剤不要できれいになりますし、カビ対策だけでなく次の日のお風呂の準備が楽になって一石二鳥です。

水回りはどこもそうですが、毎日ちょこちょこと掃除 をすることがラク家事のコツです。お風呂もしかり。入浴時には「蛇口の根元だけ 」「石鹸のトレーだけ」など一日一か所でよいので、ブラシで汚れを落としましょう。ブラシは古い歯ブラシを常備して使えば十分。ポイントは、石鹸が飛び散る範囲や、水栓やシャワーの根元、出入口や窓のサッシなど。隅っこには特に汚れがたまります。ブラシで汚れを掻き出し、シャワーで流します。これを繰り返すことで、半月もたてばお風呂を一周できるので、改めて掃除をする必要さえなくなってきます。ローテーションにはイスや洗面器などグッズ類や石鹸・洗剤置き場、排水口まわりや天井も入れて。洗面器やイス、風呂蓋は時々外で乾燥させるとベストです。ちょこちょこ掃除の時には洗剤は要りませんが、汚れが目立ってきたら酢や重曹、洗剤を使ってきちんと掃除を。窓がブラインドなら軍手をはめて拭けば楽ですよ。
タイルの目地もカビの生えやすい場所。日頃はブラシやメラミンスポンジなどでこすれば十分ですが、カビが発生してしまったら塩素系の漂白剤を(使用法を厳守して)つけて置き、洗い流します。頑固なカビには専用のカビ取り剤が有効です。同じような目地でも、窓枠などにシリコンなどでできた柔らかめの目地材が使われていることもあります。これは塩素系漂白剤を使うと変質してしまうので、必ず専用のカビ取り剤を使いましょう。浴室内を掃除する際には必ず十分な換気を行いながら、お掃除をしましょう。
また、鏡の曇りも気になる場所。これは石鹸カスや水垢などが混ざって固まるもので金属石鹸とよばれます。落とすには、軽いものなら重曹ペーストをスポンジや古歯ブラシにつけてこすりますが、ひどく固まったらクリームクレンザーなど研磨作用のあるものを使います。傷がつきやすいのでほどほどに! 専用洗剤や曇り止めも市販されていますので、気になる方はお求めになるとよいでしょう。








