ディスポーザーが故障した!? 動かなくなったときの復旧方法!

ディスポーザーを使おうとしたら、一切動かなくなった。あるいは、ピーっと音がした後、何の反応もしなくなった。
ディスポーザー故障のご相談を頂く際、よくある症状のふたつですが、実は『故障』ではないことが大半です。
何故ディスポーザーが突然動かなくなるのか、その原因と復旧方法をご紹介いたします。

過熱保護装置の作動

d3ディスポーザーにはモーターが発熱で焼け壊れてしまわないよう、一定の温度を超えると作動する「過熱保護装置」があります。過熱保護装置はディスポーザーの故障防止のための装置ですが、通常の使用方法でこの装置が作動するほどの温度まで上昇することはありません。
では、なぜ作動してしまうのでしょうか。
過熱保護装置が作動する理由は、「異物」が側壁面に挟まる事でモーターに負荷を与えてしまっているからです。
日本の住宅に取り付けられているディスポーザーの多くは「フタスイッチタイプ」のため、ディスポーザー内部でどのように処理しているのか見ることなく、多くの方が仕組みを知らずに使用されています。
フタスイッチタイプの場合、メタルプレートの回転運動で遠心力を発生させ、生ごみを側壁面の固定歯へ押し付け、すり潰すという処理をしています。
そのため、生ごみ以外の異物、例えばプラスチックのスプーンやパンの袋をとめるときに使う金物などが混入していた場合、生ごみと同様に外側ですり潰そうとしますが、それができないためメタルプレートと外側の固定歯との間に挟まってしまいます。
すぐに異変に気づき、異物を除去できればいいのですが、気付かずに放置してしまうとプレートは回リ続けるため、一気にモーターの温度が上昇してしまいます。その結果、過熱保護装置が作動して、ディスポーザー自体が動かなくなってしまいます。
異物の挟まり以外でも過熱保護装置が作動することがあります。フタスイッチタイプのディスポーザーは、一定の時間で自動停止するようにプログラムされています。一度に処理しきれず歯に食材が挟まった状態のまま、再びディスポーザーを動かすと、モーターに負担がかかり過熱保護装置が作動してしまうことがあります。

ディスポーザーを使えるようにするには

スプーンやフォーク、プラスチック片などが挟まっている場合

d2ディスポーザーは遠心力を利用して生ごみをすり潰しているため、外壁に押し付けられた状態で挟まることがほとんどです。
ディスポーザーが動かなくなったときは、ペンライトなどで内部を照らして側壁面をよく確認してください。
挟まっている物が確認できたらペンチなどを利用して取り出します。
異物がなくなったらシンク下にある本体の過熱保護装置のリセットボタンを押すことで、再びディスポーザーが動くようになります。
※リセットボタンの位置は機種により異なります。

異物らしきものが見当たらない場合

d1梅干しの種や魚の骨、鶏の骨などが挟まった時に発生することが多く、処理中にディスポーザーの運転がとまることがあります。
この状態で過熱保護装置のリセットボタンを押しても、何かしらが挟まったままの状態ですので、再び過熱保護装置が作動してしまいます。
そこで、各メーカーで商品に付属されている「噛み込み解除ツール」を使用し、機械の力を使わず人の力で動かして挟まっているものを砕きます。
噛み込み解除ツールは、白い棒や金属製の工具などメーカーによりツールの形状は異なります。多くの機種は投入口から解除ツールを入れるタイプで、メタルプレートのひっかかりを利用し、時計回り、反時計回りと交互に回します。噛み込んでいる状態ですので、最初は少し固く感じると思いますが、小刻みに時計回り反時計回りを繰り返すことで徐々に動くようになってきます。
そして、どちらかに1センチ程度でも動くようになったら、解除ツールを投入口から取り出して、過熱保護装置のリセットボタンを押します。
その後、水を流しながら通常使用を試し、作動すれば解決です。

物の挟まりが原因ではない場合

d4ディスポーザーの多くの製品は、故障による事故や火事を防ぐことを目的に、漏電ブレーカー付きの電源プラグを採用しています。
何らかのきっかけで作動している可能性がありますので、まずは電源プラグを確認します。オレンジ色の漏電表示ランプが点灯していたら漏電ブレーカーが作動しています。
漏電ブレーカー作動時は通電していないため、ディスポーザーが動かなくなっています。復旧させるにはランプの横にある四角いボタンをしっかりと押し込みます。これでランプが消えれば使用可能となります。
ディスポーザーをセットして、もう一度動作させてください。再び漏電表示ランプが点灯しなければ、復旧完了です。
電源が入らない、再び動かなくなり漏電表示ランプが点灯した場合は、ディスポーザーが故障している可能性があります。

ディスポーザーの寿命は10年が目安となります。使用年数が長い場合、故障していると判断できる場合は使用を中止し、メーカーや水道修理業者へお問い合わせすることをおすすめいたします。
また、クラシアンでもディスポーザー交換を承っています。長年の使用による不調や水漏れなどが気になる方は、お気軽にご相談ください。

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