ウォシュレット・シャワートイレの水漏れ原因と修理方法

ウォシュレットは現代人に欠かせない

ウォシュレットは現代人に欠かせない一昔前は珍しかった温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワートイレ)ですが、今では多くの家庭のトイレで当たり前のように使われるようになっています。内閣府の消費動向調査によると、2015年の日本における世帯普及率は77.5%に達したという数値が出ています。

利用者の多いウォシュレットだからこそ、トラブルが起きたときは本当に困ってしまいます。特に「ノズルから水が漏れている」をはじめ「水漏れ」はよくあるトラブルで、早く自分で修理しなければと考える人も多いようですが、修理方法は意外に難しく、正しい手順で行わないと思わぬ事故を招くことがあります。

万が一の事態を避けるべく、自分でできる簡単な対処方法とそのコツを知っておきましょう。

ちなみに、ウォシュレットというのはTOTOの商標で、INAX(LIXIL)の商標はシャワートイレなど、各メーカー特有の呼び方ということは、ご存知でしたか? 一般的な呼び名としては、「温水洗浄便座」というのが総称となっています。

水漏れトラブルの際はまず「トイレ止水栓を閉め、電源プラグを抜く」

水漏れトラブルの際はまず「トイレ止水栓を締め、電源プラグを抜く」ウォシュレットの水漏れトラブルの原因は多々ありますが、実はいずれの事態にも共通の対処方法があります。それは、「トイレ内にある止水栓(水を止めたり、水勢を調整するための栓)を閉め、ウォシュレットの電源プラグをコンセントから抜く」という手順です。止水栓の場所がわからない、止水栓が閉められない場合は水道の元栓を閉めてください。(但し、家全体の水道が使えなくなりますのでご注意ください。)
これを実施しておけば一旦、漏水していた水は止まり漏電の恐れもなくなるなど、被害拡大を防げます。

また、自分で修理をする際に感電したり、大量の水があふれ出すといったトラブルが発生するリスクも軽減できますので、まずは落ち着いてトイレ内にある止水栓を閉め、電源を抜きましょう。

止水栓はさまざまな形状のものがありますが、一般的にはマイナスドライバーで右に回すと止水栓が閉まり、水が止まります。ただし、トイレへの給水も止まるので、トイレが利用できなくなることは覚えておきましょう。

ウォシュレットのノズル周りのトラブルと対処法

ウォシュレットのノズル周りのトラブルと対処法続いては、よくある水漏れ原因と、その対処法について説明していきます。ひとつ目として、ウォシュレットのノズル関連のケースを見ていきましょう。

リモコンの電池切れ

「ウォシュレットのノズルから水が放出され続けてボタンを押しても止まらない」というケースでは、本体故障ではなく、「リモコンの電池が切れていた」ことが原因となっている場合があります。ウォシュレットには、便座の脇に操作ボタンが据え付けされているタイプのものと、トイレの壁など離れた場所にリモコンをつけるタイプのものがあり、前者はコンセントから電源をとるので電池切れは発生しません。

後者の場合は、リモコンの電池が切れてしまうと操作ができなくなります。もし、ご自宅のウォシュレットが壁掛けリモコン型で、ボタンを押しても「止まらない」「反応が悪い」「動かない」といった現象が起きたら、まずはリモコンの電池交換を試みてください。

ノズルの弁の故障

(1)のケースで乾電池を交換しても解決しなかった場合、ノズル内にある弁の故障が原因として考えられます。ノズル内には水の行き来をコントロールする弁が入っており、電気系統の故障で正常に動かなくなることがあります。弁や電気系統の修理は非常に難しく危険なので、基本的に水まわりのプロにご相談ください。

ノズルが引っ込まなくなった

「ウォシュレットのノズルが出たままになり、引っ込まなくなった」というときは、ノズルの出し入れ時に働いているスプリング(ばね)の故障が原因の可能性があります。スプリングが伸びきったり、外れたりするとノズルが戻らなくなってしまいますが、手で押し込むと元に戻る場合もありますから、業者を呼ぶ前に試してみる価値はあるかもしれません。

本体部分の主なトラブルと解決法は?

水漏れにはノズルではなく、ウォシュレットの本体部分からの漏水、というトラブルもあります。この場合、便座の脇から水が濡れ、給水管または便器をつたって床に水が漏れてしまうこともあり、本当に困ってしまいます。

本体の故障

通常、本体の中に固定されている細いホースを通って水がノズルに達し放出されますが、途中で切れてしまったりするとノズルまで水が届かず、本体内部で漏れてしまいます。修理方法は一般の方には極めて難しく、濡れた手で電気コードを触る作業は大きな事故につながる危険性もあるため、無理に手を出さずに業者に相談するほうが安全です。

ただし、応急処置としては、止水栓を閉めて電源プラグを抜くことは実行しましょう。本体内部で漏水している場合、放置すると床にどんどん浸水して床が腐食したり、下の階に漏水してしまうこともあるからです。

本体の水抜き栓から水が漏れる

便座の脇から、ぽたぽたと水がこぼれて止まらなくなるトラブルには、「水抜き栓」に原因がある場合もあります。

水抜き栓は本体内部の中にある水を一時的に抜く必要があるとき(たとえばノズルの修理時など)、水を抜くための栓ですが、付属している「Oリング」というパッキンが傷むと水が漏れてしまうことがあります。これも一般家庭では対処が難しいので、プロに依頼しましょう。

水と電気を扱う機器だけに最後はプロに任せよう

水と電気を扱う機器だけに最後はプロに任せようウォシュレットの水漏れにまつわる主なトラブルは、今回ご紹介したような簡単な対処法で解決できる場合もありますが、やはり水と電気を扱う装置ですから危険が伴うものでもあります。

ウォシュレットを無理に取り外して破損させると、漏電が起こり火災になる恐れもありますし、水道管から猛烈に水が漏れて止まらなくなるなど、トラブルがより大きくなってしまうケースも耳にすることもありますので、お困りのことがあれば、無理をせず私たちにご相談ください。

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