招き猫とイナックスのトイレ

日本の人気トイレメーカーのひとつ株式会社INAX(イナックス)が、2011年に建材や設備機器の製造販売・工事を行う株式会社LIXIL(リクシル)に統合されたのは、まだ皆様のご記憶に新しいかと思います。イナックスは現在も、「INAX」というブランドとして、すぐれた水まわり設備を作り続けています。きっと、トイレやお風呂場、台所などにINAX製品をお使いのご家庭も多いことでしょう。
この記事は、2015年1月22日に当社ホームページに投稿した記事をリライトしました。

常滑市で生まれたイナックスの便器

常滑市で生まれたイナックスの便器イナックスは大正13年に愛知県常滑市で創業した、タイルやトイレ、洗面、キッチンなどの水まわり設備機器を製造するメーカーでした。
愛知県常滑市といえば、朱泥の急須や招き猫の生産でよく知られる常滑焼で有名ですね。
そのほか、土を焼いて作った排水パイプ「土管(陶管)」も明治から昭和にかけて、常滑の重要な産業品だったそうです。現在は、土管に替わって塩化ビニル製のパイプが普及していますが、水道工事の際中に、今でも掘り出されることがあります。

株式会社INAX誕生

株式会社INAX誕生イナックスの設立当時の会社名は伊奈製陶株式会社、タイルメーカーとして設立されました。それまでも、伊奈家は5代にわたって窯業を営み、常滑窯業の近代化を担ってきたのです。
戦後は便器などの衛生陶器の製造に進出し、国内のシェアを伸ばしていきます。昭和33年には、陶器製造だけではなく、材質が樹脂のポリバス(浴槽)も発売されました。水栓金具の開発を始めたのが昭和39年です。
そして昭和60年(日本初の携帯電話が登場した年です!)株式会社INAXに社名が変更されました。
今でも、創業の地である常滑市にはINAXライブミュージアムを展開しており、訪れる人にやきものの伝統や文化を伝えています。
INAXは常滑の産業を活かして発展してきたブランドなのですね。

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