洗面化粧台の主な3つの材質の、交換が必要なトラブル事例とは

シャンプードレッサーなど充実した機能を備えた洗面化粧台

シャンプードレッサーなど充実した機能を備えた洗面化粧台身だしなみを整える場所として、毎日のように利用する洗面台。
鏡と洗面ボウルだけのシンプルなものから、歯磨きや洗顔だけでなく洗髪もできるシャンプードレッサーなど、幅広いニーズに対応できる多機能な洗面台が普及しています。

朝でも手軽にシャンプーができるようにと、洗髪もできる洗面化粧台としてシャンプードレッサーが発売されたのは1985年。「朝シャン」という言葉が一世を風靡したのも、この頃でした。今から約30年前のことです。

シャンプードレッサーのように高機能な洗面化粧台は、通常よりも洗面ボウルが大きく、シャワーヘッドの高さや角度を調節できる洗髪用のシャワー水栓が付いているといった特徴があります。

機能が充実した洗面台ほど大型化する傾向にありましたが、最新の洗面化粧台は、日本の住宅事情に合ったスリムな本体に収納スペースをたっぷりとったものが人気です。優れた機能だけでなく、インテリアとしても楽しめる、デザイン性に優れたものが豊富にそろっています。
蛇口もハンドルタイプのものやシングルレバーのものが主流ですが、手を近づけるだけですぐに水が出て、離すと止まる自動水栓や、足元で操作できるタイプ、節水・節湯機能がついた水栓などがあります。

 

洗面化粧台に使用されている材質と、よくあるトラブル

洗面化粧台に使用されている材質と、よくあるトラブル高機能な洗面化粧台はそれなりに値の張るものですから、一度設置したら、たびたび買い替えるものではありません。
せっかく長く使うのであれば、使用されるご家族の生活習慣や体格などから使い勝手を考慮して、最適なものを選びたいですね。

買い替えされる際の指標となるよう、洗面台の材質別に分けて、それぞれの特徴とよくあるトラブルをご紹介いたします。
今回は、洗面台の素材としてもっともポピュラーな陶器、ホーロー、人工大理石の3つをご案内いたします。

陶器製の洗面ボウル

陶器製の洗面ボウルまずは、もっとも一般的な陶器製の洗面ボウルをご紹介します。

メジャーな素材である陶器製の洗面台には、リーズナブルな価格で豊富なデザインの商品がそろっています。
また、硬度が高い陶器には、小さな傷がつきにくいという特性があります。このため、汚れがつきにくく、たとえ汚れても、しっかり磨くことできれいになりますので、メンテナンスが簡単です。
高級感がある陶器の光沢は、きちんと手入れをすることで長く維持することができます。

一方、焼き物ゆえに、強い衝撃が加わると割れたりヒビが入ったりしやすいという弱点もあります。
この陶器製の洗面台でよくあるトラブルとして、一番揉めやすいのは、洗面台上部の収納スペースに置いていたものが落下し、洗面ボウルが割れてしまうというケース。
一見丈夫に見える陶器でも、化粧水や整髪料の瓶や電気シェーバーなどのような硬くて重いのものが落ちてしまうと、案外あっさりと破損してしまいます。
割れた洗面ボウルを部分的に修復することは難しく、破損した場合には洗面ボウルの交換、あるいは洗面化粧台そのものの交換が必要になります。

ホーロー(琺瑯)製の洗面ボウル

次は、ホーロー製の洗面ボウルです。
ホーロー(琺瑯)とは、金属製の素地をガラス材の釉(うわぐすり)でコーティングし、焼成したものです。

表面がガラス質のため、汚れや臭いがつきにくく、水や湿気にも強いので、水まわりに適した素材といえます。
陶器のように割れることはまずありませんが、強い衝撃が加わって、表面をコーティングする釉が欠けたり、剥がれ落ちてしまうことがあります。
また、使っている間に摩擦や経年劣化の影響を受け、表面のコーティングが剥離することがあります。

ホーローの施釉(せゆう)は、金属の酸化を防ぐために施されています。
コーティングが失われたところから水などが入り込むことで、ベースの金属を劣化させてしまいます。その状態を放っておくと、少しずつ表面に錆が浮き出て、見た目が悪くなることがあります。
さらに金属部分の腐食が進むと、脆くなって穴が開いてしまう場合もあります。
小さなヒビも致命的なキズになり得ますので、釉の亀裂や剥離を見つけたら、はやめの修繕が肝心です。

人工大理石・樹脂製の洗面ボウル

洗面台や浴室などに使用される人工大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂を主成分とした人工素材です。
成形が容易でデザイン性に富んだ、バラエティ豊かな商品が展開されています。
また、型を作成して大量生産するため、コストパフォーマンスにも優れています。

割れにくく耐久性もあるので、例えば、高い位置からものを落としても、防水性に影響するほどの致命的な破損につながらずにすみます。
その反面、陶器やホーローに比べると小さなキズがつきやすく、若干メンテナンス性に劣ります。
表面の保護層が磨耗すると汚れがシミになりやすく、全体がくすんでみえるようになりますので、こまめなお手入れが必要です。
とくに、樹脂製の人工大理石は薬品や有機溶剤に弱いため、注意が必要です。
毛染め剤などでも着色してしまいますので、ご自宅でヘアカラーなどを使用する際には、十分気をつけねばなりません。

 

洗面化粧台の破損で思わぬ出費を避けるために

洗面化粧台の破損で思わぬ出費を避けるために今回は、洗面台に使用される代表的なものとして、陶器・ホーロー・人工大理石という3つの素材をご紹介しました。
メンテナンス性・耐久性、デザイン、価格。なにを重視するのか、で選択肢は変わってきます。

洗面化粧台の材質・商品選びに迷ったら、スタッフにご相談ください。
お客様のこだわりポイントを満たせるよう、ご提案させていただきます。

どんな丈夫な洗面台でも、長年使っていくうちにさまざまな不具合が起こるものです。
程度の差はあれ、重いものを落としたり強い衝撃が加われば、割れたりキズが付くことは避けられません。
ドライヤーやヘアアイロン、電気シェーバーなど、洗面所はなにかと物が多い場所ではありますが、高い場所には頻繁に使用するものや重いものを置かないよう心がけましょう。
 

※この記事に含まれるデータは、公開時点のものであり、価格やサービス内容が変更されている場合があります。
※本サービスが提供する情報の具体的な利用に関しては、利用者の責任において行っていただくものとします。詳しくは、本サービスの「利用規約」をご参照ください。