ノロ・ロタ大流行の冬、嘔吐物はトイレに流さず廃棄を!

今年もノロウイルスやロタウイスルといった感染性胃腸炎が流行する季節になりました。いずれも感染力が非常に強く、共通する症状は嘔吐と水溶性の下痢。この排泄物にはウイルスが大量に含まれている可能性があるので、処理には注意が必要です。

嘔吐物をトイレに流すのはNG

そもそも嘔吐物は基本的にトイレに流してはいけません。
トイレは水に溶けるトイレットペーパーと便・尿を流すために作られていますが、嘔吐物には消化されていない食べ物や油分が含まれています。そのため、水で流して便器から消えたとしても、排水管内でつまりを起こす危険があります。
酒酔いやつわりなどで吐き気がする時はビニール袋に吐き、水分を吸うキッチンペーパーなどを入れて捨てましょう。

また、嘔吐物を拭いたトイレットペーパーを大量に流す行為も、トイレをつまらせる原因に。もしウイルスを含む排泄物やトイレットペーパーを流したトイレがつまり、汚水が溢れ出してしまったら大変なことになりますし、つまりを除去しようとする作業でもウイルスを撒き散らす可能性もあります。

トイレから感染を拡大させないために

感染者の排便時や汚物の処理をした時には、手がウイルスに汚染されてしまいます。その手で触った場所が汚染され、そこを触った他の人へと汚染が広がり…ということにならないように、感染拡大の原因になりやすいトイレは消毒が必要です。不活性効果が期待できる酸性アルコール消毒剤を使って消毒しましょう。
トイレからの感染を防ぐ

トイレでのウイルス対策で消毒するポイント

  • 便座
  • 便フタ
  • レバー
  • ペーパーホルダー
  • スイッチ
  • ドアノブ
  • 手すり
  • 床(和式の場合)

二次感染を防ぐ排泄物の処理

ノロウイルス・ロタウイスルの感染者が床や布団などで嘔吐・下痢してしまうことはよくあります。その排泄物はトイレに流すのではなく、できるだけ早く適切に処理する必要があります。

排泄物処理・消毒する時の注意事項

  • 窓を開け、よく換気する
  • 処理をする人以外はその部屋に立ち入らない
  • できるだけ使い捨ての手袋とマスクを用意する
  • 乾燥・飛び散りを防ぎ、静かに手早く処理する

排泄物を処理・消毒する方法

  1. 塩素系漂白剤を約5%に希釈し消毒液を作る
  2. 使い捨てエプロンとマスク、使い捨て手袋を2重に装着
  3. 排泄物をペーパータオルで覆い、その上から消毒液を静かにかける
  4. 外から内へ寄せて取り除き、2重にしたビニール袋に入れる
  5. 外側の手袋を外してビニール袋に入れ、上から消毒液をかけて内側の袋を縛る
  6. 嘔吐・下痢した位置を中心に半径2.5mを消毒液とペーパータオルで拭く
  7. ゴミとエプロン・マスク・手袋をすべて袋に入れ、消毒液をかけて縛る
  8. 消毒した範囲を水拭きする

トイレで排泄した場合は、ウイルスは便フタを開けて流すだけで飛散するので、便フタを閉めて多めの水で流すようにしましょう。
もし嘔吐物をトイレに流したことが原因でトイレがつまってしまった場合は、すぐにクラシアンにご連絡ください。その際、感染症の可能性がある時は必ずお知らせください。

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